おもしろく考えようとする努力

どうしたらものごとをおもしろく考えられるんですかって言うんだけど、

それは、おもしろく考えようとする努力だよね。

私なんて、何でもおもしろく考えるようにして何十年も生きてきたから、回路がすぐスッとおもしろい方に行くんだよね。

これってね、おもしろく考えようって思う努力なの。

人生ってね、おもしろく考えてると、おもしろい人生になるんです。

その反対で、おもしろく考えない人は、人生もおもしろくなくなっちゃうの。

あのね、人って放っておくと、悲しいこととか苦しいことを考えるようになってるんです。

脳を放っておくと、そういうことばっかり考えるようになってるの。

だから、いつも悲しいんですとか、苦労が多いんですって言ってる人は、おもしろく考える努力を怠ってるんだよね。

言い方が悪いかもしれないけれど、簡単に言うと怠け者なんです。

魂の怠け者なの。

起きたことは、良くも悪くもないんです。

それを否定的に考えるのは簡単なんだよね。

でも、起きたことをおもしろく考えたり楽しく考えたりするのには、ひと工夫いるんです。

要は、「味つけ」なんだよね。

料理でも、肉だけ食べてるとか、野菜だけ食べてると味気ないよね。

だけど、塩をかけたり醤油をかけたり味つけをすると、同じ素材でもうんとおいしくなる。

味のある人っていうのは、料理と同じで味つけが上手い人なんです。

人生に対する味つけ上手なの。

松阪牛が美味いって言っても、肉だけ食べてたらそんなにおいしいわけないんだよ。

ところが、塩やコショウをかければ相当おいしくなるよね。

人生もそれと同じなんです。

起きたことをそのまま食べてる人がいるんだよね。

それだと、無味乾燥で何のおもしろ味もない。

そこにユーモアを交えるとか、ちょっと味つけをすると、抜群におもしろい人生になるんです。

起きたことは、良くも悪くもないというのは印象的!

人生は「考え方次第でおもしろくなるものだな」と改めて感じますね。普段、私たちはどうしても起きたことをそのまま受け取ってしまいがちですが、ちょっとした工夫や「味つけ」をすることで、日常が楽しく、おもしろくなるのだと教えてもらいました。

一番印象に残ったのは、「おもしろく考えようとする努力」という言葉です。人生をおもしろくするには、自分の頭を少しだけ使って「おもしろく考えよう」と意識することが大切なんですね。それって特別な才能や環境が必要なのではなく、日々の積み重ねなんだなと思います。文章の中で「何十年もおもしろく考えてきたから、すぐスッとおもしろい方に行く」という部分は、とても素敵だなと思いました。最初は難しくても、努力すれば誰だってそうなれるのかもしれませんね。

次に心に残ったのは、「人生の味つけ」という言葉です。起きたことは良くも悪くもなく、そこに自分なりの「味つけ」を加えることで、人生が楽しくなるという考え方は、とてもわかりやすくて面白い例えだなと思います。料理に塩やコショウを加えるように、人生にもユーモアや楽しさを加えていく。そうすれば、どんな出来事でも味わい深いものになるんですね。

反対に「悲しいことばかり考えるのは、脳を放っておくから」という部分も印象的でした。確かに、何も考えずにいると、不安や心配事ばかり浮かんでくることってありますよね。でも、それを放置しないで、ちょっと「おもしろい方に考えてみる」努力をすることで、気持ちも軽くなるんだと思います。何でも否定的に考えるのは簡単ですが、そこにひと工夫して楽しい方向に持っていくことが、自分の人生を豊かにする秘訣なんだと感じました。

「味のある人は人生の味つけが上手」という言葉も、とても心に響きますね。ただ起きたことをそのまま受け入れるだけでは、人生は無味乾燥なものになってしまう。でも、そこにちょっとユーモアや楽しさを足すことで、同じ出来事でも全然違うものになるんですね。この考え方ができる人は、きっとどんな状況でも楽しみを見つけられるのだと思います。

この文章を読んで、私もこれからは「味つけ上手」になりたいなと思いました。辛いことやつまらないことがあっても、すぐに否定的に考えないで、「どうすれば楽しくなるかな?」と考えてみる。それだけで、日々の出来事が少しずつおもしろくなっていく気がしますね。

人生は「おもしろく考える努力」で、いくらでも楽しくなる。そんな素敵な考え方を教えてもらいました。これからは、自分の人生にユーモアと楽しさという味つけをしながら、おもしろい毎日を作っていきたいです。

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