恐れって実は、“根拠がない”んです。
「この子の将来が心配だ」って、そんなことばかりを言っている人がいるけれど、それは本人が勝手に恐怖を作り出しているだけなの。
なぜかっていうと、過去は“過ぎたこと”だから、もう存在していません。
それで、未来というのはこれから先のことだから“想像”しているんだよね。
だから、お母さんが「子どもの将来が心配だ」っていうのはお母さんの想像なの。
そして、その「この子が心配だ」っていうのはお母さんの否定的想像なんです。
それで、この否定的な想像をしていると、これは科学的にも証明されているんだけど、実際にそうなる確率が上がるんだよ。
だから、子どものことを心配するなら、逆に否定的なことを考えちゃダメなの。
それで、どうしても心配なら「恐れない、怒らない、ついてる、ついてる、ついてる」って言っているか、「この子は大丈夫だから」って言っていればいいんです。
その子のためにも言ってあげないとダメなんだよ。
それが子どもも親も、“恐れの波動”を打ち消すことにつながるんです。
たとえば、あなたが“ちょっとイヤなこと”を考えると、その考えた分だけ“イヤな波動”が溜まります。
すると“ちょっとイヤな人間”になるんです。
逆に“ちょっといいこと”を考えると、その分だけ“いい波動”が心に溜まって“ちょっといい人間”になります。
それを“ちょっと”と思うけど、そのちょっとで起こる出来事が変わるんだよね。
今のあなたは、生まれてから現在までに考えてきたことの結果です。
だから、今起きていることも“過去に思ったこと”に影響を受けています。
なので、これから先に起こることをコントロールするために「これから先は大丈夫だよ」とか「安心だよ」とか、先に対して希望が持てることを言っていると、その分だけ希望が持てることが起こるんです。
それで積み重ねていった分だけ、「ちょっと運のいい人」から「わりと運のいい人」へ、それから「ものすごく運のいい人」に変わっていくんだよね。
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